転職エージェントは求人を隠している?その真相を解説

どうもUTです。

8月は終わりましたが、まだまだ残暑ですね。

暦の上では9月は秋で、10月は冬らしいです(笑)

仕事と一緒で、以前の環境や状況と異なるものには先入観を持たず、アップデートすることが大切ですね。

さて、今回のテーマは

【転職エージェントは求人を隠している?その真相を解説】

です。

転職エージェントに登録されている皆さん、いかがでしょう。

一度はこんなことを思ったことはありませんか?

「非公開求人も全部紹介してもらえているのかな?」

「本当はもっと求人があるけど、もっと優秀な人を優先して案内しているんじゃないかな……」

「自分には見せていない求人があるのでは?」

エージェントが実際にどのくらいの求人を保有しているのか、求職者側からすると裏側は見えませんよね。

今回は、実際に人材紹介会社で働いていた私から、どのような導線になっているのかをお話しします。

まず結論から

「エージェントが求人を意図的に隠している」

というケースは、少なくとも私が経験した中では、そこまで単純な話ではありません。

もちろん、求職者によって紹介される求人に差が出ることはあります。

ただ、それは必ずしも

「優秀な人には求人をたくさん見せる。そうでない人には隠す」

という話ではありません。

では、なぜ同じエージェントに登録しているのに、人によって紹介される求人が違うのでしょうか。

① そもそも「紹介できる求人」と「保有している求人」は違う

ここが結構重要です。

人材紹介会社には、たくさんの求人があります。

しかし、求人を持っているからといって、すべての求職者に紹介できるわけではありません。

例えば企業側から、

「経験3年以上の方でお願いします」

「管理職経験がある方を希望しています」

「この資格が必須です」

など、採用条件を設定されているケースがあります。

当然、その条件に合わない方へ無理に紹介することはできません。

逆に言えば、条件がマッチしている方には紹介できる求人が一気に増えることもあります。

② 「非公開求人=誰にも見せていない求人」ではない

これもよく誤解されます。

非公開求人というと、

「エージェントに登録した人しか絶対に見られない秘密の求人」

というイメージがあるかもしれません。

もちろん、一般公開されていない求人という意味ではその通りです。

ただし、非公開求人だからといって、登録者全員に自動的に紹介されるわけではありません。

企業側の求める人物像と求職者の経験・希望条件などを見ながら、紹介できるかを判断します。

つまり、

「非公開求人を持っている=全員に紹介できる」

ではないということです。

③ 求職者の希望条件によっても変わる

これもかなり大きいです。

例えば、

「年収600万円以上」
「土日祝休み」
「勤務地は自宅から30分以内」
「残業ほぼなし」

という希望をすべて設定した場合。

当然ですが、条件を満たす求人は少なくなります。

一方で、

「年収は現状維持でもOK」
「通勤は1時間以内」
「仕事内容を重視したい」

となれば、紹介できる求人は増えます。

つまり、求人が隠されているのではなく、

求職者自身が設定した条件によって、紹介可能な求人が絞られている

というケースもかなりあります。

④ キャリアアドバイザーも「全部の求人」を把握しているわけではない

これも意外と知られていない部分です。

大手の人材紹介会社になると、社内に非常に多くの求人があります。

そのため、担当しているキャリアアドバイザーが会社の求人をすべて暗記しているわけではありません(笑)

求人データベースから条件を検索して、

「この方なら、この求人が合いそうだな」

というものを探していきます。

もちろん、担当者によって得意な業界や企業、過去に紹介実績のある求人などに違いがあります。

そのため、担当者によって最初に出てくる求人が違うことはあります。

では「もっと求人を紹介してほしい」ときは?

これは遠慮せずにキャリアアドバイザーへ伝えてください。

「他に求人はありませんか?」

「条件を少し広げたら、どんな求人がありますか?」

「年収を少し下げた場合、選択肢は増えますか?」

こういった聞き方でOKです。

むしろ、キャリアアドバイザー側としても、

「この条件なら、こちらも候補になります」

と提案しやすくなります。

また、転職活動では最初から1社に絞り込むより、複数の求人を比較することも重要です。

求人票だけでは分からない違いもありますからね。

エージェントに「隠されている」と感じたら

個人的には、まず担当者に聞いてみることをおすすめします。

「自分の希望条件だと、今どのくらい求人がありますか?」

「非公開求人も含めて探してもらえますか?」

「もし条件を変えたら、選択肢はどれくらい増えますか?」

このあたりを聞いてみるだけでも、かなり状況が見えてきます。

キャリアアドバイザーも人間なので、求職者の希望が分からなければ、当然ながら求人を探しにくいです。

逆に、

「年収は多少下がっても仕事内容を優先します」

「勤務地は多少広げられます」

など、譲れる条件まで伝えてもらえると、紹介の幅は広がります。


いかがでしたでしょうか?

今回は「転職エージェントは求人を隠しているのか?」という疑問について、少し裏側をお話ししました。

実際には、求人を隠しているというより、

「企業側の採用条件」と「求職者側の希望条件」のマッチングによって、紹介できる求人が変わる

というケースが多いです。

もし「全然求人を紹介してもらえないな」と感じている方がいれば、一度担当者に希望条件を伝え直してみるのもいいかもしれません。

もしかすると、あなた自身が気づいていないところで、紹介できる求人の幅を狭めている可能性もあります。

さて、次回はさらに一歩踏み込んで、

【転職エージェントはどうやって求職者を評価している?】

というテーマでお話ししたいと思います。

「この人にはどの求人を紹介しよう?」

「この人はどんな企業なら内定が出そう?」

キャリアアドバイザーは、実は面談中からいろいろなことを考えています。

転職エージェントに登録した後、裏側でどんなことが起きているのか。

次回も、元人材紹介会社側の目線から本音でお話しします。

では、また。

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