今年はやたら雨が多いですね‥。
人間は太陽を浴びることでセロトニンという幸福ホルモンが生成されるみたいなので、今年はなんとなく憂鬱な日が多いような感覚です笑
早くカラッと晴れてほしいですね。
さて、今回のテーマは
【転職エージェントはどうやって求職者を評価している?】
です。
「評価」というと少しおこがましいですが、転職エージェントもあくまで営業です。
営業である以上、成果を上げてご飯を食べています。
もちろん、求職者の皆さんの転職成功が一番大切です。
ただ、全員が全員スムーズに転職できるわけではありません。
では、転職エージェントは面談をしながら、求職者のどこを見ているのでしょうか?
今回は元人材紹介会社のマネージャーとして、かなりリアルなところをお話しします。
「求職者=商品」ってどういうこと?
まず、少し嫌な言い方に聞こえるかもしれませんが、転職エージェントのビジネスモデルを理解すると分かりやすいです。
多くの人材紹介会社は、求職者の転職が決まったタイミングで企業から紹介手数料を受け取る「成功報酬型」です。
つまり、
「面談しました」
「求人を紹介しました」
「応募してもらいました」
だけでは、基本的に売上にはなりません。
入社が決まって初めて売上になるわけです。
そのため、エージェント側からすると、求職者の方は「お客様」であると同時に、企業へ紹介する「人材」という側面もあります。
……と書くと、
「え?私って商品なの?」
と思いますよね笑
どうかお気を悪くなさらないでください。
あくまでビジネス上の構造としての話です。
実際、キャリアアドバイザーは面談をしながら、
「この方だったら、どのあたりの会社が合うかな?」
「この求人は条件的には合っているけど、内定ハードルが高いな……」
「この会社なら経験を評価してもらえそうだな」
など、かなり多くのことを考えています。
では、具体的に何を見ているのか。
①経験・スキル
まず当然ですが、これまでの経験です。
何年働いているのか。
どんな仕事をしてきたのか。
どんな資格を持っているのか。
そして、その経験が現在出ている求人とマッチするのか。
例えば薬剤師であれば、病院経験なのか、調剤薬局なのか、ドラッグストアなのか。
管理職経験があるのか。
在宅経験があるのか。
こうした情報によって紹介できる求人は大きく変わります。
②希望条件が現実的か
これもかなり重要です。
「年収は今より100万円上げたい」
「土日祝休みがいい」
「残業はほとんどしたくない」
「通勤は30分以内」
もちろん希望を持つことは悪くありません。
ただ、すべてを同時に叶えられる求人がどれくらいあるのか。
ここはエージェント側も見ています。
希望条件が多すぎると、
「この条件だと紹介できる求人がかなり少ないな……」
となることもあります。
③転職への本気度
意外と見られているのがここです。
「なんとなく求人を見ています」
という方と、
「3か月以内には転職したいです」
という方では、当然ながら温度感が違います。
もちろん、転職時期が決まっていなくても問題ありません。
ただ、面談で話している内容や応募への反応などから、
「この方は本当に転職する可能性があるのか?」
という点は、アドバイザーも考えています。
④レスポンスの早さ
これも非常に大事です。
企業側からすると、他の候補者もいます。
「面接の日程を調整してください」
「この求人に応募しますか?」
と連絡して、何日も返事がない。
これが続くと、当然ながら選考も進みません。
転職エージェントからすると、レスポンスが早い方は非常に動きやすいです。
逆に、連絡が遅い方は、
「この求人を紹介しても、実際に動いてくれるかな?」
と思われてしまう可能性があります。
⑤企業に紹介しやすい人か
最後は少しシビアな話です。
エージェントは企業から、
「こういう人が欲しい」
という依頼を受けています。
そのため、求職者の経験だけではなく、
「この企業に紹介したら採用してもらえそうか」
という視点でも見ています。
つまり、
求職者の希望
↓
求職者の経験・スキル
↓
企業の求める人物像
この3つがどれくらい重なるか。
ここが非常に重要なんです。
だからこそ、転職エージェントを利用するときは「求人をたくさん紹介してもらう」だけではなく、自分の経験や希望を正確に伝えることが大切です。
ちなみに、これから転職を考えている方で、
「まずはどんな求人があるのか見てみたい」
という方は、いきなり転職を決める必要はありません。
無料で登録できる転職エージェントもありますので、まずは求人を見て、自分の市場価値や選択肢を確認してみるのも一つです。
実際、私もキャリアアドバイザー時代には、
「今すぐ転職する気はないけど、求人だけ見たい」
という方をたくさん担当してきました。
それでも全然OKです。
むしろ、転職を考え始めた段階で「自分にはどんな求人があるのか」を知っておくことは、今後のキャリアを考えるうえでも無駄ではありません。
今回は少し裏側の話をしましたが、転職エージェントも決して「求職者を選別しているだけ」というわけではありません。
企業と求職者の間に立って、
「この人なら、この会社で活躍できそう」
という組み合わせを考えるのも、キャリアアドバイザーの重要な仕事です。
そして実は、同じ経歴の人でも「紹介したい」と思われる人と、「ちょっと紹介しづらい」と思われる人には明確な違いがあります。
では、キャリアアドバイザーはどんな求職者を見ると、
「この人、ぜひ企業に紹介したい!」
と思うのでしょうか?
次回は、
【キャリアアドバイザーが「ぜひ紹介したい」と思う求職者の特徴】
について、さらにリアルな裏側をお話ししたいと思います。

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